感知器周囲の温度が高温になったときに一時的に「感知器故障」障害が発生し、
その後、温度が使用温度範囲内に戻った際に障害が復旧しているのであれば、
必ずしも感知器が故障しているとは限りません。
光電アナログ式スポット型感知器は、平常時アナログ出力(煙がない状態の出力値)を
常時監視しており、この値が正常範囲を外れて感度異常が発生する恐れがある場合に、
「感知器故障」障害を表示します。
■発生原因
光電式アナログ型感知器の使用温度範囲は-10℃~50℃です。
感知器周囲の温度使用温度範囲を超えると、感知器内部の電子部品の温度特性により、
平常時アナログ出力が正常範囲を外れ、一時的に「感知器故障」障害が発生することがあります。
今回のように、
・高温時に「感知器故障」障害が発生する
・温度が下がると障害が自動復旧する
という症状は、周囲温度の影響によって発生した可能性があります。
■感知器交換は必要ですか
設置環境を改善した後に障害が再発していないのであれば、
直ちに感知器交換が必要とは考えられません。
ただし、使用温度範囲を超える環境で継続使用した場合は、
・感知器の故障
・感知器性能の低下
・製品寿命の短縮
につながる恐れがあります。
■ご注意
特に直射日光が当たる場所では、感知器周囲温度が急激に上昇することがあります。
このような環境では故障や寿命低下の原因となるため、以下の対策をご検討ください。
・感知器の移設
・遮光対策の実施
・換気や空調による温度改善
・周囲温度が使用温度範囲内となるよう環境改善