光電式スポット型感知器の感度は、消防法に基づく技術基準で定められており、
公称作動濃度(減光率)によって1種、2種、3種に区分されています。
■公称作動濃度
| 感度種別 |
公称作動濃度(減光率) |
| 1種 |
5%/m |
| 2種 |
10%/m |
| 3種 |
15%/m |
※減光率とは、煙によって光が遮られる割合を示します。
■感知器の作動基準
光電式スポット型感知器は、実際の火災を模擬した試験において、
以下の基準を満たすよう設計されています。
①作動試験
感知器を、公称作動濃度の1.5倍の濃度の煙を含む気流に投入したとき、
・気流速度:20~40cm/s
・条件:30秒以内に作動すること
が求められています。
②不作動試験
感知器を、公称作動濃度の0.5倍の濃度の煙を含む気流に投入したとき、
・気流速度:20~40cm/s
・条件:5分以内に作動しないこと
が求められています。
■1種、2種、3種の違い
1種
・最も感度が高い
・比較的薄い煙でも検知可能
・主に天井が高い場所などで使用
2種
・一般的に最も多く使用される感度
・多くの建築物で採用
3種
・最も感度が低い
・防排煙設備の連動用途などで使用
■減光率とは
減光率とは、煙の濃度を表す指標の一つです。
例えば減光率10%/mとは、「1m先にある光が煙によって10%減少して見える濃度」
を意味します。
減光率の数値が大きいほど煙が濃くなり、感知器はより高い煙濃度で作動することになります。