• No : 568
  • 公開日時 : 2015/10/22 10:21
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R型受信機が停電後に立ち上がらなくなりました

R型受信機の電源(AC-100V)を落とし、その後に復電しましたが、交流電源灯が緑点灯になりません。

※主な症状

  • 交流電源灯が赤色または消灯となっている。
  • 電源を投入すると、立ち上げ動作を繰り返す。
  • 電源を投入すると、受信機内部から「ピー」音が鳴動し、立ち上がらない。

例)定期的に実施する建物の停電作業後に発生した。
 

[HRN型]、[HRO型]、[HRP型]、[HRQ型]
[HRH型]、[HRI型]、[HRJ型]、[HRK型]、[HRL型]

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回答

電源系統に於いて、下記を確認して異常個所を復旧して下さい。

file_image感電事故を起こさないよう十分な処置を行ってから作業をする、AC-100Vの活線には絶対に触れないで下さい。
・火災報知機専用ブレーカーがONになっていること。
・受信機内部のP1, P2端子にAC-100Vが供給されていること。
・受信機内部の電源スイッチがONになっていること。
・受信機内部のヒューズが溶断していないこと。

特に問題のない場合には、電源ユニット(スイッチング電源)の故障が考えられます。
設置後、5年以上経過している場合には、特に確率が高くなります。

なお、当該電源ユニットは定期交換部品であり、5年を目安に交換を実施して下さい。経年劣化により故障に至ります。
対処としては、電源ユニットの交換が必要になりますので弊社機器販売店、代理店等へ相談して下さい。

関連項目:「自動火災報知設備の定期交換部品を交換していない」