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自動火災報知設備の定期交換部品を交換していない
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No : 413
公開日時 : 2014/12/05 10:13
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自動火災報知設備の定期交換部品を交換していない
火災受信機や総合操作盤などの定期交換部品を交換しないと、どのような障害や故障が発生しますか?
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回答
以下のような障害や故障が発生する可能性があります。
【電源ユニット、スイッチング電源】
・機能が停止し、火災監視ができなくなる。
・出力電圧の低下により故障表示する、端末機器が正常動作しない。
【無停電電源装置(UPS)本体】
・停電時に、総合操作盤のバックアップ運転がされない。
【蓄電池】
・予備電源異常が発生する。
・停電時にバックアップ運転がされない、バックアップ運転時間が短くなる。
【冷却ファン(UPS用を含む)】
・冷却ファン停止により、機器内部の温度が上昇し、寿命が短くなったり、内部の部品が故障する。
【CRTディスプレイ】
・突然画面が映らなくなる。
・コントラストがはっきりしなくなる。
・画面が焼付く。
【LCD(液晶)ディスプレイ】
・突然画面が映らなくなる。
・縦線(黒線)が表示される。
【プラズマディスプレイ、ELディスプレイ】
・突然画面が映らなくなる。
・文字のチラツキや縦線(黒線)が表示される。
・画面が不鮮明となる。
【ハードディスク、フロッピーディスクドライブ】
・プログラムやデータの読出しができなくなり、表示しない、次の動作に移らない、データの保存ができない等、機能が停止する。
【プリンター】
・脱字、文字のかすれ、文字化け、用紙送り不良等が発生する。
なお、自動火災報知設備等に使用する定期交換部品の交換推奨年数の一覧表については「
定期交換部品について
」に掲載しておりますのでご参照ください。
また、R型システムの定期交換部品については、各受信機毎に品名/型名と交換推奨年数を記載したリストも掲載しておりますので、ご確認ください。
設備を適正な状態で維持・管理するため、交換推奨年数を目安に定期的な交換をお願いします。