RPVシリーズ受信機のマルチ移報の設定方法(連動登録、削除登録)については動画をご用意しております。
詳しくは下記リンク先の動画をご参照ください。リンクをクリックするとYouTubeで動画が再生されます。
■■■ 設定方法の説明 ■■■
例として、マルチ移報端子「501」に発信機代表のみを連動元とする場合の設定方法を説明いたします。
<「A05」(発信機代表)の連動登録>
登録モードに入り、十字スイッチを操作し、連動マトリクス設定(設定番号1-06)を表示させます。決定スイッチを押すと、表示窓(左)に連動元が点滅表示されます。
十字スイッチを操作し、表示窓(左)に「A05」(発信機代表)を表示させます。決定スイッチを押すと、表示窓(右)に連動先が点滅表示されます。
次に、表示窓(右)に「501」を表示した状態で、回線表示中灯が消灯していることを確認の上、決定スイッチを押すと連動登録が完了します。
表示窓(右)の表示が次の連動先である「502」に切り替わりますので、設定の確認のために、十字スイッチの下を押して表示窓(右)に「501」を表示させます。このとき表示窓(左)に「A05」、表示窓(右)に「501」が表示され、回線表示中灯が点灯していれば「A05」(発信機代表)の連動登録の設定ができています。
続いて火災代表の設定を解除します。
<「A01」(火災代表)の設定解除>
マルチ移報端子「501」には初期設定で「A01」(火災代表)が登録されているため、マルチ移報端子「501」の連動元を発信機代表のみとする場合は、連動元の火災代表を解除する必要があります。
連動登録の際と同様に、十字スイッチを操作し、連動マトリクス設定(設定番号1-06)を表示させます。決定スイッチを押すと、表示窓(左)に連動元が点滅表示されます。
次に、表示窓(左)に「A01」(火災代表)、表示窓(右)に「501」を表示した状態で、回線表示中灯が点灯していることを確認の上、決定スイッチを押すと設定解除が完了します。
表示窓(右)の表示が次の連動先である「502」に切り替わりますので、設定解除の確認のために、十字スイッチの下を押して表示窓(右)に「501」を表示させます。このとき表示窓(左)に「A01」、表示窓(右)に「501」が表示され、回線表示中灯が消灯していれば「A01」(火災代表)の設定解除ができています。
ここで取消スイッチを押すと設定番号の入力に戻ります。
連動マトリクス設定(設定番号1-06)が表示されれば設定終了です。
電源スイッチを一度OFFにして、再度ONにします。
予備電源のコネクターを差し込み、終了です。
受信機は通常監視状態となります。