PA感知器発報時のPアドレス表示について

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  • 公開日時 : 2016/03/29 00:00
  • 更新日時 : 2016/03/29 14:03
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PA感知器発報時のPアドレス表示について

RPU-ABWシリーズ(自動試験機能付き)で、PA感知器の発報試験を行ったところ、Pアドレス33以降が番号表示しません。考えられる原因は何でしょうか?

なお、受信機の”PA感知器接続容量アップ”オプションは適用されています。感知器のPアドレスは正常に書き込まれていることをPアドレス設定器【TCK-B100】にて再確認しています。

※”PA感知器接続容量アップ”オプションを適用すると、全回線での平均PA感知器接続個数が標準の32個/回線から63個/回線に増加されます。


RPU-ABWシリーズ(自動試験機能付き):
  【RPU-ABW□Y】
  【HAU-ABW□(□)Y】

 ※□内は回線数

 
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回答

該当回線の終端方式が10KΩ終端あるいは20KΩ終端設定になっていませんか?
この場合、PA感知器が発報してもPアドレスが表示されず、従来の感知器と同様に回線の発報となります。

Pアドレス33以降のPA感知器を接続する回線には終端抵抗は使用できません。終端にはPA終端器【TE-RP】または、終端設定したPA感知器を接続してください。
また、登録モードで終端方式をPA終端に変更する必要があります。

<備考>
20KΩ終端に設定している場合には、PA感知器の1回線あたりの接続個数は17個になり、断線検出が正常に機能しない可能性があります。従来通り、感知器の接続制限数は終端方式ごとに厳守してください。

 

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