火災受信機の操作表示パネルにある「火災断定」スイッチを押すと、どの様な動作になるのでしょうか?
※機種によりスイッチ名称が異なります。
例)「火災断定」「火災断定 ガス漏れ断定」「火災・ガス漏れ断定」
<R型受信機の代表機種>
[HRN型]、[HRO型]、[HRP型]
[HRH型]、[HRI型]、[HRJ型]、[HRK型]、[HRM型]
<P型受信機の代表機種>
[RPP-A型]、[HAP-A型]、[RPU型]、[HAU型]、[HGU型]
[RPR型]、[HAR型]、[HGR型]
[RPQ型]、[HAQ型]、[HGQ型]
”火災”、”ガス漏れ”時に、簡単な操作で停止や遮断に設定されたスイッチを一斉に解除できるスイッチです。
<解除されるスイッチ>
地区音響一時停止、地区音響完全停止、連動・起動遮断、消火栓連動停止、非常放送を始め各種連動・移報の停止スイッチ
<補足>
火災断定時は、火災第2報や発信機発報が発生した場合と同じ状態になります。
火災確認信号が出力され、ベル(区分鳴動)の場合には一斉鳴動、非常放送の場合には火災放送になります。
※ガス漏れ発報のみの時で火災断定スイッチを押した場合には適用されません。
なお、正常な監視状態で「火災断定スイッチ」を押しても変化はありません。(監視状態のままです)