共通基板を初期化していない、もしくは初期化に失敗している為に発生しているものと考えられます。
共通基板を交換した場合は、受信機を立ち上げる際、受信機の状態(回線数など)を読み込ませるため、初期化の操作が必要です。
購入いただいた、補修用基板には共通基板の初期化方法についての説明書が添付されておりますので、説明書通りに初期化をしてください。
<初期化の操作>
- 共通基板のSW3(履歴スイッチ)とSW6(停電音響スイッチ)を同時押ししたまま、電源を投入してください。
- 「ピッ」と音が鳴ります。
- 共通基板のSW3(履歴スイッチ)とSW6(停電音響スイッチ)を離してください。
- 共通基板、回線基板で点滅していた伝送モニタLED(赤)がいったん消灯し(数秒)、再び点滅を始めれば初期化成功です。
伝送モニタLED(赤)が一度消灯しない場合は共通基板のスイッチ同時押しがうまく出来ていない可能性がありますので、もう一度1.からやり直してください。
共通基板を交換すると、連動データ等の再設定が必要になります。
また、初期化の操作を行うと、連動データ等の設定が工場出荷時の状態に戻りますので、データの設定は、初期化の操作の後に行って下さい。