防火戸の復旧方法

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  • 公開日時 : 2015/08/23 16:09
  • 更新日時 : 2021/01/21 13:43
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防火戸の復旧方法

P型1級受信機複合盤[HAU型]の”防排煙”と書かれた表示灯が点滅、該当する作動表示灯が点灯し、防火戸が作動しました。
発生した場所の状況を確認した結果、火災ではなかったので、防火戸を戻そうとしましたが、何度やっても元に戻りません。
どのようにしたら復旧しますか?
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回答

防火戸を戻す前に受信機を復旧させる必要があります。
次の手順に従い操作をしてください。
 
①火災発報の原因を取り除き、受信機の小扉内にある「復旧」スイッチを押して受信機の防排煙火災表示状態を復旧させてください。防排煙代表灯(”防排煙”と書かれた表示灯)が消灯します。

②作動した防火戸や非常放送設備などは、必要に応じて受信機の「連動停止」スイッチ、「移報停止」スイッチ等を操作し、停止状態にしてください。
 
③作動した機器ごとで復旧をさせてください。
防火戸の場合は、防火戸を元に戻してください。該当する作動表示灯が消灯します。この時、防火戸が自動閉鎖装置(ラッチ式レリーズ等)にしっかりと戻っていないと復旧しませんので、ご注意ください。
 
④復旧後、交流電源灯のみ緑点灯している状態となれば操作完了です。正常監視状態に戻っています。
なお、②で「連動停止」スイッチ、「移報停止」スイッチ等を操作し、停止状態になっている場合は、これらのスイッチを元に戻し、スイッチ注意灯が点滅していないことを確認してください。
 

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