火災通報装置[HSDE型]の音声ロムパックの交換を行います。
①音声ロムパック交換時の注意点はありますか?
②音声ロムパック交換後、火災通報装置本体での設定変更は必要ですか?
①音声ロムパックの交換作業は必ず、バッテリーを抜き、火災通報装置本体の電源スイッチを「OFF」の状態にして行なって下さい。音声ロムパックを交換後、火災通報装置本体の電源スイッチを「ON」の状態にし、バッテリーを接続してください。
<ご注意>
メモリバックアップ用のリチウム電池(CR2032)が消耗した状態、もしくはリチウム電池が入っていない状態で電源を落としてしまうと、登録メモリが消去してしまいます。(関連FAQはこちら)
リチウム電池の耐用年数は約通常使用時で約7年となっておりますので、耐用年数を超えている場合は、まず、リチウム電池を交換してから、音声ロムパックの交換作業を行ってください。リチウム電池の交換は、必ず火災通報装置本体の電源を落とさずに行ってください。
②音声ロムパックの交換後に、本体での設定変更は必要ありません。
ただし、不定メッセージCHの登録を変更した場合(例:録音内容が多くなり不定メッセージを”Aチャンネル+Bチャンネル”へ変更した場合)や、前述の登録メモリ消去により「メッセージが途中で切れるようになった」場合は、不定メッセージCHの登録を変更する必要がありますのでご注意ください。
音声ロムパック交換後は一度、動作確認をしてください。
各メッセージのモニタテストの方法はこちらをご参照ください。
【HSDE型】HSDE-204F、HSDE-204F(2)、HSDE-204F(3)、HSDE-204F(4)