音声警報ユニットを使用するために、マルチ移報ユニットも追加されていますが、連動マトリクス設定がされておりませんので現場に合わせて設定を行って下さい。以下は設定例です。設定に当たりましては工事説明書をご参照下さい。
1.「マルチ移報リレー最大番号」の設定(登録モードの設定番号:1-11)
■設定例:
530(マルチ移報ユニットが1枚追加されている場合)
550(マルチ移報ユニットが2枚追加されている場合)
2.「連動マトリクス」の設定(登録モードの設定番号:1-06)
■設定例:
連動元:001 連動先:511
連動元:002 連動先:512
連動元:003 連動先:513
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連動元:018 連動先:528
連動元:019 連動先:529
連動元:020 連動先:530
この設定により、1番回線が発報した際に音声警報ユニットの入力回線1番に、2番回線が発報した際に音声警報ユニットの入力回線2番に、と1対1で20回線分接続されることになります。
発報回線と音声警報ユニット入力回線の対応が異なる場合は、現場に合わせて設定を行って下さい。
◆受信機との配線について
※受信機の手配時に音声警報ユニットオプションを追加した場合、必要なマルチ移報ユニットも同時に手配されます。この場合各基板間はコネクタで接続済みですので、現場での配線は不要です。
※音声警報ユニットとマルチ移報ユニットを受信機とは別に手配した場合、音声警報ユニットの工事説明書を参考に、受信機の付属電源端子、ベル端子、火災代表移報端子、マルチ移報端子をそれぞれ接続して下さい。