RPUシリーズ受信機のマルチ移報の設定方法(連動登録、削除登録)については動画をご用意しております。
詳しくは下記リンク先の動画をご参照ください。リンクをクリックするとYouTubeで動画が再生されます。
■■■ 設定方法の説明 ■■■
例として、マルチ移報端子「51」に障害代表のみを連動元とする場合の設定方法を説明いたします。
<「A04」(障害代表)の連動登録>
登録モードに入り、保守操作部に登録用プレートを取り付けます。連動マトリクス設定スイッチを押します。
十字スイッチを操作し、表示窓(左)に「A04」(障害代表)を表示させます。決定スイッチを押すと、表示窓(右)に連動先が点滅表示されます。
次に、十字スイッチを操作し、表示窓(右)に「51」を表示した状態で、回線表示中灯が消灯していることを確認の上、決定スイッチを押すと連動登録が完了します。
表示窓(右)の表示が次の連動先である「52」に切り替わりますので、設定の確認のために、表示切替スイッチを押してスイッチ左の2つのLEDの上だけが点灯した状態にします。表示窓1番目(マルチ移報51番に相当)が点灯していれば「A04」(障害代表)の連動登録の設定ができています。
続いて火災代表の設定を解除します。
<「A01」(火災代表)の設定解除>
マルチ移報端子「51」には初期設定で「A01」(火災代表)が登録されているため、マルチ移報端子「51」の連動元を障害代表のみとする場合は、連動元の火災代表を解除する必要があります。
連動登録の際と同様に、十字スイッチを操作し、表示窓(左)に「A01」(火災代表)を表示させます。決定スイッチを押すと、表示窓(左)に連動元が点滅表示されます。
次に、表示窓(左)に「A01」(火災代表)、表示窓(右)に「51」を表示した状態で、回線表示中灯が点灯していることを確認の上、取消スイッチを押すと設定解除が完了します。
表示窓(右)の表示が次の連動先である「52」に切り替わりますので、設定解除の確認のために、表示切替スイッチを押し、スイッチ左の2つのLEDの上だけが点灯した状態にします。表示切替スイッチ左のLEDの状態によって、1番~5番回線窓がマルチ移報端子番号に対応します。地区表示窓の1番目(マルチ移報51番に相当)が消灯していれば設定が解除されています。
連動マトリクス設定スイッチを押して設定終了です。
電源スイッチを一度OFFにして、再度ONにします。
予備電源のコネクターを差し込み、終了です。
受信機は通常監視状態となります。