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  • 公開日時 : 2016/08/16 00:00
  • 更新日時 : 2016/08/16 11:32
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R型受信機にP型用の感知器を接続したい

現行のR型受信機にP型用の感知器(一般感知器、P型自動試験機能付感知器)を接続する場合は、どの中継器を使用したらよいのでしょうか?


現行のR型受信機:[HRN型]、[HRO型]、[HRP型] (2016年8月現在)
 
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回答

現行のR型受信機に一般感知器、またはP型自動試験機能付感知器(PA感知器)を接続する場合は、下記の様に使用する中継器が分けられます。接続する感知器に応じて中継器をご使用ください。
 
  1. 一般感知器のみ接続する場合

    中継器(火災監視用)【CHW-K8】を使用し、終端設定は終端器【TE-RH】を設置します。一般感知器の回線が1回線の場合は、中継器(火災監視用)【CHW-KL】も使用可能です。

     
  2. PA感知器のみ接続、または一般感知器とPA感知器を混在して接続する場合

    中継器(自動試験機能付)【CHW-K4YA】 または、 【CHW-K4YP】(※1)を使用し、終端設定はPA感知器による終端設定(PA感知器をその回線の末端に設置する場合)、または終端抵抗(※2)の設置が必要です。

    (※1)【CHW-K4YA】と【CHW-K4YP】はHRN-AA□シリーズ、HRO-AA□シリーズ、HRO-AB□シリーズ、HRO-AC□シリーズには接続できませんのでご注意ください。R型受信機の互換接続の詳細についてはR型システム互換表をご参照ください。

    (※2)【CHW-K4YA】の場合は10kΩ抵抗(1W)、 【CHW-K4YP】の場合は20kΩ抵抗(1W)となります。

     
  3. 旧型の一般感知器(作動表示灯が白熱球のもの)のみ接続する場合

    上記の1、2の中継器は使用できません。専用の中継器(火災監視用)【CHW-K4P】を使用し、終端器【TE-RH】、または終端抵抗の設置(※3)が必要です。

    (※3)20kΩ抵抗(1W)を使用した場合は、1回線当たりの煙感知器最大接続個数が17個となります。
    終端器【TE-RH】、または10kΩ抵抗(1W)を使用した場合は、1回線当たりの煙感知器最大接続個数が30個となります。