自動試験と遠隔試験の違いは?

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  • 公開日時 : 2016/04/11 00:00
  • 更新日時 : 2016/04/11 14:26
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自動試験と遠隔試験の違いは?

自動試験機能付きと遠隔試験機能付きの感知器、中継器がありますが、自動試験と遠隔試験はどのような違いがあるのですか?
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回答

■自動試験について
自動試験機能とは、自動火災報知設備に係る機能が適正に維持されていることを、自動的に確認できる試験機能のことです。自動試験機能付き感知器の場合は、定期点検時の感知器試験が免除されます。(外観試験など免除できない項目もあります)
 
R型・GR型システム感知器、またはP型自動試験機能付き感知器(PA感知器)が自動試験機能に対応した感知器です。
R型・GR型システム中継器(火災監視用 自動試験機能付き)及び、R型・GR型システム中継器(ベル用/自動試験機能付き)が自動試験機能に対応した中継器です。

 <参考機種> 2016年4月現在販売中の製品
  R型・GR型システム感知器:
    [ALK型]、[ALL型]、[ATI型]、[ATH型]、[ASB型]、[ABC型]

  P型自動試験機能付き感知器:(PA感知器)
    [SLW型]、[SKA型]、[DSO型]、[DFT型]、[DRE型]
 
  R型・GR型システム中継器(火災監視用 自動試験機能付き):
    【CHW-K4YA】、【CHW-K4YP】
   ※PA感知器をR型・GR型受信機に接続する場合に使用します。

  R型・GR型システム中継器(ベル用 自動試験機能付き):
    【CHW-BY】


■遠隔試験について
遠隔試験機能とは、感知器に係る機能が適正に維持されていることを、当該感知器の設置場所から離れた位置において確認することができる試験機能のことです。

主に共同住宅の住戸内に設置する感知器に使用されます。専用中継器に接続してご使用いただくことにより、住戸外から住戸内の遠隔試験機能付感知器およびGP型3級受信機の動作を試験することができます。共同住宅においては、居住者が不在の場合も試験が出来ます。
また、共同住宅以外でも一般ビルなどで、変電室、エレベータシャフトといった点検が困難な場所に設置された感知器も、外部から遠隔試験が出来ます。

 <参考機種> 2016年4月現在販売中の製品
  遠隔試験機能付き感知器:
    [DSI型]、[DFP型]、[SLQ型]、[DSF型]、[DFM型]

  遠隔試験機能付き中継器:
    [CHR型]、[CPT型]

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